自立かニートか親しだい
- 2013年12月17日 |
- 講演 |
家系は2代、3代目でつぶれる。この事実は「親子の甘え」から起こる!
お坊ちゃん・お嬢さんニートは他とは違う。自立できずに焦るニートではなく、親が生きている限り40、50になってもすねかじりで甘えて生活しているニート、「おめでたいニート」なのである。
今は一見幸せな家族だが、その幸せはいつまで続くのだろうか?本当の幸せとは残されていく子供達が自立していく事。親の力を借りずにどんな状況や環境でも生きていく力をつけることではないでしょうか?
「安定」なんてありえない世の中。どんなに学力をつけても、立派な大学を卒業しても、コネクションをフルに使おうとしても、もう簡単に就職できる世の中ではありません。大企業に就職できたとしても、そんな大企業でさえも継続した安定などあり得ません。
だから個人が強くならなくてはいけないのです。どんなに厳しい状況でも、どん底からでも這い上がっていける強い人間として育てなければいけません。
但し、レールを敷いてあげる事が果たして強い人間を育てる事になるのでしょうか?いや、それは親が自分の不安を解消しているだけで、実際には強い人間を育てている事にはなりません。
今からでも遅くない、環境を変えていくにはまずは自分から、親の自分が強くなる事によって、はじめて子供を強く育てることができる。そして子供の状況によって育て方を変える。褒めること、厳しくすること、目標を持たせること、夢を具現化する人に育てる事、それらを愛情をもって行う事。それができた時にはじめて家族が幸せになるのです。
「財産を与える」という事は堕落の道に走ります、「生き方を教えてあげる」を財産として残していきましょう。今から始まる「育て方」でそれは実現します。