ブランディングの最近のブログ記事

新規ブランドの開拓2

glastonebury fes 2.jpgglastonebury fes 1.jpg

それをチャンスと思うか.jpg

イギリス出張で初日に会えなかった社長のジェームズさんとのアポは最終日の飛行機が発つ数時間前だった。もう、このチャンスを逃すと今回の出張では会えない。初日に散々迷って辿り着いたので今回は予定通りにジェームズさんの事務所に着いた。
通されたのは最上階にあるフロア、そのドアのカギを開けようとするが、まったく開かない、鍵をガチャガチャやって無理やりドアを開けた。
なーんにもないそのフロア、以前に他の会社が使っていたと思われる。大きな広いフロアの角にテーブルが一つあるだけ。待っている少しの間、色々と考えた。「ここの会社はこれから伸びて社員が増える事を予想してこのワンフロアを借りたのだろうか?」「もしかしたら次に来る時は、このフロアにも社員がいっぱいになるくらいに成長しているのだろうか…」その後ジェームズさんとやっと会う事ができ、お互い自己紹介から会話が始まった。彼は以前、小さな警備会社を経営していた。なんかちょっとパッとしないさえないおじさんなのだが、そのおじさんは警備会社を売ってこのお酒の業界に入り込んできた。きっかけはグラストンベリー・フェスティバル(フジロックフェスティバルの数倍の野外音楽フェスティバル)でバー周辺の警備を頼まれた事であった。彼はバーでワインを頼む人達のほとんどが、カップに注がれたワインをこぼしてしまうところを見ていた。喧嘩も多いフェスティバルではボトルでの販売が禁止されている。そしてカップに注がれたワインを片手に人ごみをかき分け、酔っ払いの合い間を歩いているといつの間にかワインの1/3位はこぼれてしまう。ジェームズさんはここに商売のヒントがあると思ったそうだ。
続く…

英国議会とハロッズが認めたビール

 

20110906 001.JPG

 

伊勢丹の上顧客を集めた販売会「丹青会」でケルトビールを販売。

25年も続くこのイベントでなんとビールの取り扱いは初めてだとか。

今までワインやシャンパンしか扱っていなかったのでお客様も当然ワインなどを買いに来る。

ところが、テイスティングをしてもらうと納得してご購入してくださる。

ケルトビールは英国議会(ビッグベン)で行われる晩餐会でオフィシャルのメインビールとして扱われているが、実はそんなビールなのに作っている人たちは全部で4人。

うち、2人は新米なのでラベル貼りや充填の作業をしている。結局ビールづくりに直接携わっているのは2人になる。プレミアムクラフトビールとして議会から称賛されているのにまだまだ2人が一生懸命作っている。

ビールマイスターは36歳、ブルワリーの生産を任されている人が24歳、とても若い二人だが情熱を注ぎ、こだわりながら自分たちの夢に向かってまい進中だ。

ウェールズの国立公園内の天然水に何も加えることもせずにその水の良さを活かし、最高の組み合わせとして厳選された素材を選んでいたらモルトもホップもすべてがオーガニックになってしまった。

そんなビールだから980円(エール)なのに納得したお客様がひょいと買っていってしまう。

シャンパンやワインに比べたら安い!そう、このケルトビールの競合はビールでなくシャンパンなのだ。

そりゃ、200円台、300円台のビールに比べたら高いかもしれない。

でも、これだけ手間暇、そして厳選した材料、そしてこだわりぬいた作り方を考えたらビールのカテゴリーではあっても値段に見合った価値は十分ある。

だからビールという飲み物であっても普通のビールではない。

飲んでみて納得。英国議会が称賛しハロッズで売られるわけである。

 

過去の「blog」アーカイブ