新規ブランドの開拓3

そこで、社長のジェームズさんは思い切って会社を売ってしまった。

でも350万円だから大した規模の会社ではなかった。

その他1,200万借金してプラスチック・グラス入りのワインの開発を始めた。

プリンの容器みたいなものを作っても中身のワインは酸化してしまう。

酸化しないグラスに参加させない充填方法でやらなくてはいけない。

失敗に失敗が相次ぎ、だんだん資金が底をついてきた。

さらに親戚と兄弟に6,000万円借りてとことんのめり込んでいった。

しかし、思う様には行かず、奥さんはスーパーマーケットでパートを始めた。

いい思いをさせてあげようと思い切ったのに逆に奥さんには迷惑をかけてしまった。

「自分の為、自分を支えてくれる人のため」の心境だったに違いない。

この時期が一番、辛い時期だっただろう、もう会社は倒産しかけていた。

そんな時、ジェームズさんは日本でも流行っていた「マネーの虎」のイギリス版「ドラゴンズ・デン」という番組に出演する機会を得た。

私のその映像を見せてもらったが、ジェームズさんが本当にかわいそうなくらい、番組に出ていた投資家の方達からいじめられていた。

そんな、量が少なすぎてワンカップを飲む人いないだろ!とか、プラスチックカップなんてまずそうだから誰も飲まないだろ!とか販売先は決まってるのか!とか散々攻められて結局は誰も投資はしてくれなかった。

続く