新規ブランドの開拓2

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イギリス出張で初日に会えなかった社長のジェームズさんとのアポは最終日の飛行機が発つ数時間前だった。もう、このチャンスを逃すと今回の出張では会えない。初日に散々迷って辿り着いたので今回は予定通りにジェームズさんの事務所に着いた。
通されたのは最上階にあるフロア、そのドアのカギを開けようとするが、まったく開かない、鍵をガチャガチャやって無理やりドアを開けた。
なーんにもないそのフロア、以前に他の会社が使っていたと思われる。大きな広いフロアの角にテーブルが一つあるだけ。待っている少しの間、色々と考えた。「ここの会社はこれから伸びて社員が増える事を予想してこのワンフロアを借りたのだろうか?」「もしかしたら次に来る時は、このフロアにも社員がいっぱいになるくらいに成長しているのだろうか…」その後ジェームズさんとやっと会う事ができ、お互い自己紹介から会話が始まった。彼は以前、小さな警備会社を経営していた。なんかちょっとパッとしないさえないおじさんなのだが、そのおじさんは警備会社を売ってこのお酒の業界に入り込んできた。きっかけはグラストンベリー・フェスティバル(フジロックフェスティバルの数倍の野外音楽フェスティバル)でバー周辺の警備を頼まれた事であった。彼はバーでワインを頼む人達のほとんどが、カップに注がれたワインをこぼしてしまうところを見ていた。喧嘩も多いフェスティバルではボトルでの販売が禁止されている。そしてカップに注がれたワインを片手に人ごみをかき分け、酔っ払いの合い間を歩いているといつの間にかワインの1/3位はこぼれてしまう。ジェームズさんはここに商売のヒントがあると思ったそうだ。
続く…